朝、朝刊を見ると、矢島文夫が亡くなっていた。
 古代メソポタミアといえば、この人であり、学問とトンでも学の境界で、本当に面白いテーマを提供し続けていた大家だと思います。
 こういう人が亡くなることで失われるものの大きさに、戦慄を覚えます。
 金田一春彦さんも、そうでしたね。 こういう人たちのすごさは、文書とかでは残せないものだから・・・
そう思っていたら、夕方ごろに、米原万里さん。あの独特の甲高いような声と、具合の悪そうな顔色。ロシア語の通訳や、エッセイストとして、独自の輝きを示していた人です。見方がシニカルな点が面白くもあり、辛くもあり。
と、思っていたら、ファンファン・岡田真澄まで夜になって訃報です。
 美男子といえば、岡田真澄というぐらい、私が子供の頃には際立っていました。
 どちらかというと、お兄さんのE.H.エリックの方が親しみがあったですが。
 年を重ねるごとに味が出る美男子でしたね。 サルジエに復活ならず。
 さびしい限りです。(未だに、はしのえみのサル顔に違和感あり!)
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