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よくわからない展開に

松井が絶好調です。

ゲーム展開的にはヤンキースの楽勝で、A・ロッドがやっとワールドシリーズ舞い上がり症候群から脱却して、らしいビデオ判定によるホームランを打って流れを引き戻し、ペティットのタイムリーやらデーモンの決勝打など試合の形がほぼ決まったところで、ピッチャーへの代打で登場。 そこでヒットぐらいなら単なる好調でよいのですが、2アウトランナーなしという全くおいしくない状況で登場して、ホームランで駄目押しですから。(しかも外目のストレートを少し遅らし気味にバットを出して、レフトへのホームランという技ありの一打・・・)
まあ、ああ見えて慎重派のジラルディが松井スタメンのギャンブルをするとは思えないが(トーリであればすると思うが)。

初戦を打ち負かされて落としたが、あとは、守りも堅く、実にねちっこく、アウトを取りにくい一発もあるいやらしい打線のヤンキースペースになってますな。
ただ、第4戦にサバシアが投げるそうで、ヤンキースも余裕がないのが少し心配。
まだまだこれから。かりに明日ヤンキースが勝っても、リーを打ち崩せるのか。(Without Hidekiで・・・)

目を転じて日本でも、別メニューだったはずのダルビッシュが先発、好投して、1:1のタイになりました。 まあ、野村南海の頃から情報戦はパリーグのお家芸ですが、それにしても、ジャイアンツの選手、知らないのが増えたな~。

今年の傾向として、短期決戦で流れを失い、クローザーが打たれて試合を失って敗退というのが日米双方での定番になっているが、さすがに7回戦、逆に言えば3回は負けられる戦いは、一筋縄ではいかない展開ですね。
1週間強も期間があれば、リズムを維持するのが難しく、絶好調から失速も、逆に前半不振のリベンジも、可能ということなんですな。
そういったことを考えると、結局、強いほうが勝つようになっているのですね。

A・ロッドは復活してホームランを含めて活躍を始めているが、一方のフィリーズのハワードは1戦で活躍した以降、完全に抑え込まれている。(連続三振の山)
でも、まだ3試合しか終わっていない。これからの本番ですね。7回戦まで戦うと考えると、やっと折り返しですから。

誰が考えたか知らないが、7番勝負というのは、よくできていますな。
強い相手を4回倒さなければいけないというのはかなりハードルが高く、真のチャンプを決めるには十分な期間です。

今週はから来週にかけて、日米で熱い”横綱”対決が見られることの幸せを感じています。