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二人のジョー

松井の周辺が騒がしい。
あれだけの活躍をしてしまったMVPを放出できるのか。
1-2年の契約で今年と同じ状態でキープしたいというのがNYの本当のところだろう。
逆にあれだけの打棒をライバルとして迎えたくはないはずだ。(多分、DHのあるア・リーグに移るだろうから→ ましてや、レッドソックスに移ったら、フェンウェイでどれだけ打つのだ松井は・・・)


今回の大爆発を信じていたのは、松井の真価を理解していたのはトーリのほうだ。
常に松井を頼って最後の最後に届かない年が何年も続いたあげくバイバイとなった。
そして、皮肉なもので、放出前提で”壊れてもらってもよい”とコメントをしたジラルディのほうが、勝利の美酒を浴びることになった。


その一方で、突然のミスター・オクトバーとなったA・ロッドの爆発といい、結果を出す、能力を引き出して勝利するという点では、ジラルディのほうが上だったということか。


今回もドジャースは勝てなかった。
短期決戦でチームを勝ちに導くという能力では、トーリには何か足らないものがあるのかなと思う。
それが、かつて、ベンチコーチを置いていた理由なのかも知れない。

そして、今回の松井のMVPを一番複雑な思いで見ていたのもトーリではないかと思うのだ。

それに、偶然にもどちらもジョーなんだな。 (城島も、真弓もジョーといわれるみたいだけど、それはまた別の話題)