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改めて厳しき年の瀬

外資系に勤めていると、期末というのは、さよならメールの季節。

Managerが大変なのは、数字を達成しなければいけないことでも、わけのわからない事をいう部下をなだめて・すかして・おだてて最低限の成果を出させることでもなく、ましては馬鹿な部下の信じられないミスで誠心誠意のお詫びをすることと根本的再発防止策を立てなければならないことでもないです。
業績に連動して決定されるHeadCountに基づいて、決められた数の部下に引導を渡して辞めてもらうことです。

ましてや、今のような不況のもと、年齢も高く、(当然報酬も高く)、スキルも特殊化していて今の社内ではそこそこ評価されるけれど、社外では無価値といった人には、”人生万事塞翁が馬、これをチャンスに新しいキャリアを”とは言えるものではない。

そう言っている、自分もまあ、7年ぐらい前にリストラされたし、逆にそうやって労働市場に出てきた人の採用活動もしたし、幸いほとんどなかったですが、辞めてもらったこともありました。
まあ、今の会社はプレッシャーがきつくて、DogYearとも言われているし、辞めていく人の方が元気+元々中途が多いので、切られる側もたくましいという特殊事情もありますけれど。

年々、歳を重ねるほどに、座れる椅子の数は減るし、自分の商品価値も目減りしていると思うし、他人事ではないけれど・・・