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北朝鮮 権力闘争の終わり

チリの落盤事故からの生還や中国ノーベル平和賞騒動やらでかき消されているが、北朝鮮では長きに渡った権力闘争が終結したようだ。
本当に金正日の三男であるのかはおいといて、金日成を彷彿とさせる新たな指導者が国際デビューを飾った。
時を同じくしてファンジョンオプが消された。象徴的な出来事だと思う。
ここ何年も、不可解な騒動を繰り返してきた北朝鮮だが、金正男の逮捕、強制送還から幕をあけた権力闘争も、収まるところに収まったようだ。

驚いたことに、軍事パレードを至近距離で海外メディアに公開したこと。
これは、普通の国への脱皮宣言でもあり、体制が安定したことの勝利宣言でもあると思う。
若い指導者ということで、結果的に自然と集団指導体制に移行して、中国型の普通の政治だけ独裁の国になっていくのだろう。

異常な鎖国状態も、情報のコントロール(しかも極端な立場からの矛盾した)も、熾烈な権力闘争を前提とすれば納得できなくもない。誰がどんな手段で外部をコントロールしようとするかわからない、しかも、誰が敵で誰が味方かわからない状況では、外から人を招くことは危険そのものだからねぇ。
主体思想の創始者や王族のプライベートを語るスポークスマンたる料理人 藤本某が国外亡命できるというのも、エージェントだったと考えるのがよさそうだ。
そして、旧体制・既定方針に挑んで、自らの子供を王権につけようと画策した在日の子女による宮廷クーデターは失敗に終わったのだな。中国の古典を見ている気がするのは私だけだろうか。

現代は、飛鳥・白鳳・奈良時代以来、朝鮮半島の政治状況に影響される時代だが、北朝鮮が新しい時代に入ったので、これから日本への影響も色々あるだろう。
しかし、安定によって工作が減りそうなのは良いことだな。

ただ、いずれまた、軍と党の対立など、すぐに命がけの闘争がはじまる体質があるので、つかの間の小休止の可能性が高い。
中国がこれからややこしくなくので、北朝鮮の安定は良い材料だと思いたい。


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