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月別アーカイブ: 7月 2014

ジャンル

ミルクスタンド


暑いので、散歩も自転車の後ろに乗せて、近所の運動できるところまで運びます。
名前がミルクなので、 ミルクスタンドとしゃれてみました。
おとなしく乗っているらしい。

【書評】ヤバイ中国

嫌韓論と中国叩きの本が巷にあふれていて、少々食傷気味。
そんななかで、ブームの前から安定して良書を量産しているのが、渡邉哲也さん。
その最新刊がこの本。

ヤバイ中国 (一般書)
渡邉哲也
徳間書店

誰かが言ってたが、今にも北朝鮮が崩壊するという話は、韓国側のプロパガンダの側面があり、李氏朝鮮が500年続いたことを考えると、実は北は超安定政権なのではという説がある。
中国についても、常識から考えたら既に何度も崩壊してもおかしくないはずだが、”数字があてにならない”、”そもそも混沌としている”、”法より共産党、共産党より人治”、という規格外の国なので、見た目死んでいても実は元気(日本に脅威)という可能性がある。
そのため、ちまたの中国崩壊論は狼少年の雰囲気が漂ってきている。(誰とは言わないが長谷川慶太郎)

一方で、著者は細かい数字や諸々の出来事を丁寧に積み上げることで、現在の中国で起きているFACTに迫っている。 全体の主張は、すでにチャンネル桜や別作品で著者が述べている内容と似ている(ぶれていない)ため、私にとっては目新しいものではなかったが、初めての人には説得力のある論旨に目を開かれることだろう。

また、説明のために各所に散りばめられている考え方・情報のレベルの高さが素晴らしい。
一例として、国内的には人民元でコントロールできるので、日本のバブルと同様にソフトランディングが可能という(お札を沢山刷って、クラッシュを回避)指摘も、言われてみれば中国の特殊性を考えればその通りなのだが、思いもしなかった。

どちらかと言えば慎重だった著者がこの様な本を書くということ自体、中国の終わりのはじまりが近付いているのかなと思う。
直近のニュースで周永康が失脚した。
津波に備えないといけないのかもしれない。
今年の夏は、冷夏の予想が外れて酷暑になりそうだ。
 

自炊(PDF化)のこと


部屋が少し片付いた気がする。
何しろ、床が見える。

今までは、本に埋もれて足の踏み場もなく積み上げた本を移動させるのが部屋の片づけだった。
まあ、要するに根本的には何も解決されていない日々でした。

抵抗はありましたが、本のPDF化に取り組むことにして数年。やっと床が見える所までやってきました。

①本をカット
 ここが神聖なる本を只の紙片に自らの手で突き落す葛藤の時、思い切りが肝心。
②紙片をスキャン
S1500を使って1冊が数分という高速処理。PDFファイル名に書名を使って保存。
 複数枚同時にスキャンすると検知してエラーで止まる優れもの。
③乱丁・落丁の確認
 ページ数の確認と見た目を確認。
 サイズがおかしいときはトリミング。場合によっては再スキャン。
④バックアップ
 このままファイルがなくなると”本”が消滅するので、2重3重にバックアップをします。
⑤ 紙片をまとめて紙ごみの日に廃棄。
 うちの所では 第1、第3木曜日。 5週目があっても増えないので隔週よりは少ない。

まあ、1日で添付の写真ぐらい、約50cmぐらいの本を処理できます。
何気にファイル数を調べると2500冊分ぐらいは処理しています。
それでもまだまだ床に積まれている本があるから・・・あのままだと床が抜けていたかも。

お陰様で、図書館を持ち歩く(NAS経由で外からアクセス可能)生活が可能になりました。
でも、なかなかPDF化したファイルを読みやすい端末やソフトが今一つなのが悩み。
純粋に読むためには紙の本の方が快適。読み終わったら自炊が正しいあり方だと思う。
また、OCRを使って文字データ化をするともっと面白いことになりそうだが、結構大変そう。
まだまだ、やることはありそうだが、まずは一山越えた感じ。

ハローワークで思うこと

昨日は失業認定日なので、久しぶりにハローワークに行く。
駐車場はないが駐輪場はあるので、初めて自転車を使う。
行きは下り坂が多いので楽だけど、途中何度かのぼりがあり、この暑さで死ぬかと思った。

失業認定は応募先の電話番号が未記入だったことを指摘、その場で検索、記入して無事認定された。
私の場合、会社都合での実質解雇だったので、支給開始も早く、金額も昨年の賃金がそれなりだったので、結構出る。 なんか、それに安住して人間がダメになりそうな、またそれだけ今まで払っていたのだなと思う今日この頃。

最近は、iPadにBlueToothのKeyboard付きカバーを持ち歩くことが多い。
それにWiMAXのRouterとiPhone(デザリングなし)のセットで大体用が足りる。
開発環境を持ち歩く必要がなければPCはいらないし、情報も家のNASに格納しておけば、インターネット経由でアクセスできるので、自炊したpdfの書籍類も少し時間かかるが見ることができる。 まさに、図書館を持ち歩く感覚。

こんな一個人が、それだけのITインフラを構築できるのだから、IT業界のお仕事は先細り、あっても高難度になっていくのかなと思い、年齢もありなかなか就職が決まらない現状にも変に納得してしまう私。

少し涼んで帰ろうと思って図書館に寄ったが、結構混んでいる。
そういえば世間は夏休みかと思う一方、机を占拠しているのはあまり夏休みと関係ない大人たち。
定年でやることがないのか、私のような失業者か、とにかく世の中の縮図を垣間見る気がした。

帰りは上り坂。 ゆっくりゆっくりギア比最少にしてのぼってきたが、家についたら全身汗まみれ、上から下まで総取替。それでもしばらくは体温が下がらず、体温調整能力が低下しているので、熱中症には気をつけなければと改めて思った。

【書評】第一次世界大戦はなぜ始まったのか

もうすぐ、第一次世界大戦が勃発して100年がたとうとしている。

常にヨーロッパの歴史の中心にあったハプスブルグ帝国と東ローマ帝国の流れを継ぐロシア帝国、東方の脅威であったオスマントルコ帝国、そして新興のドイツ帝国という4つの帝国が滅び、勝利した英仏とも社会を支えるエリート層に甚大な人的被害を被り、ヨーロッパが没落する一因となった大戦争。
しかし、不思議なことに、大戦争を始めよう、大戦争になると考えていた政治家・外交官・軍人が誰もいなかった、始まりがとても不思議な大戦争でもある。

この本

第一次世界大戦はなぜ始まったのか (文春新書)
別宮 暖朗
文藝春秋

はそんな大戦争がなぜ始まったのか、なぜ止めることができなかったかについて、詳細に解説している。
最初に、プロイセンによる普墺戦争、普仏戦争から説き始め、
・鉄道の登場により軍隊の展開速度が向上し短期間で勝敗が決まる戦争の変容。
・大規模化して動き出すと止められない軍隊。(特にドイツとロシア)
・個人に依存する大国間交渉と力の均衡による脆い平和、複雑な利害関係。
・数次にわたるバルカン紛争の延長線上でとらえられるサラエボ事件。(単なるきっかけ)
・同盟関係の進展により次々と引きずり込まれる大国たち。(白紙委任状をオーストリアに渡したドイツ)
・国際情勢と関係なく、実行されたシェリーフェンプラン。(それしかなかった作戦計画)
そして、ベルギーに対するドイツの攻撃で第一次世界大戦は始まったのでした。

登場人物が多岐にわたり、経緯が細かく記述されているため若干読みにくいが、独墺(伊)三国同盟と英仏露三国協商の対立にサラエボでの一発の弾丸から着火して始まった大戦争といった単純なものではなく、多くの錯誤と行き違いから大火になってしまった誰も望まない、誰も想定していなかった戦争であることがよくわかる一冊。

ブログの再開

しばらく中断していたブログを再開することにした。

この3月で外資IT企業を退職して、現在求職活動中。
毎日が日曜というセミリタイア状態で、その上、ワールドカップも終わったので、まあ、やることがない。
色々と自分の考えをまとめる場を作ることも必要かなと思い、この場を使うことにした。

方針としては、
①色々ときな臭くなってきているので、それに対するコメント。
②書評。(読書をする動機づけのためもあり)。
③IT最新技術の吸収状況報告。 BigData関連の資料や検証環境とかも色々用意しているが、今一前に進めていないので、これも動機づけ。
④ライフワークを探して。(数学中心に研究をスタートさせたい)
⑤その他、多趣味なので、気が付いたこと。

週に1~2本投稿できれば良しとしよう、と考えている。