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ORACLEについて

最近の生業はORACLEのエンジニアになりつつある。
まあ10年ぶりぐらいの現役復帰だから、色々と浦島太郎状態。
バージョンも9iから12cにまで変わっているから、新機能もたくさん。
久しぶりにマニュアルを読み込む日々です。

で、思ったのが、昔に比べて複雑になったなぁ~ということ。
知らない言葉や概念がたくさんでてきている。
その一方で、コアとなるデータベース部分はあまり変わっていない。
本堂は変わっていないが、あちらこちら建て増し建て増しを繰り返している感じ。
あれもこれものっけてしまえという感じかな。

そこでふと思ったのが、この業界に入るころのMainFrameと同じような状況になっているのかなと。
あの当時、IBMのエンジニアが、マニュアル数メータどころか、本箱数ラックあるという話だった。
まあ、何でもかんでもやらされたMainFrameだから、そうなったのかなと思う。
それで、複雑になるとできる人が限られてきて、パラダイムシフトによって、過去の遺物になると。
実際には、まだまだMainFrameもしぶといし、今でもエンジニアのニーズが高いのは知っているが、マイナーでニッチな分野になっている。
ORACLEもそうなっていくのかなと思う。
一番の理由は、今から一から勉強をするモチベーションをみんなが持ち得るかという疑問。
昔はマニュアル2~3冊を読み込めば専門家ですと言えたもんですよ。内緒ですが。

まあ、MainFrameにならうと、軽くて怪しげな代替えソリューションがフラフラと出てきて、段々ミッションクリティカルな分野まで進出してくるのかな。そこにはエンジニアの死屍累々ということにはなるだろうけど。

そういった、雰囲気が結構出てきた。
少しぐらいファジーでも、普通はちゃんと結果が出るならそれで良しというケースは多い。
もう少しORACLEをキャッチアップするつもりだが、新しいテクノロジーにも追いかけないといけないと思う今日この頃。