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香川って不思議だね

ドルトムントが怪しい。

結果を出していた香川がトゥヘルともめているのか、干され始めている。
自由にさせてもらえれば魔法を使える香川と、戦略おたくのトゥヘルがぶつかっているみたい。
まあ、バイエルン相手に今までのやり方を捨てちゃった小心者監督さんだから、荷が重たいのかな・・・

 監督のむずかしさだよね。

何にもせず、モチベータに徹すればよいのだけれど、特に実績がない監督にしてみれば、”何もしない”勇気は相当ハードルが高い。 さらに、本当に”何もしなければ”、それは無能以外の何物でもない。

ドルトムントの場合、特定の選手に依存しない、バイエルン1強に対抗する”守備も強化”するコンセプトを長期的に植え付けようとしていて、結果的に香川を”干す”という決断をしているとすれば、状況は複雑。
前半戦は攻撃力で圧倒して失点の何倍も前の4人で取っていたのだが、それを信じられなかったのか、不安なのか、なんか元まんゆーのモイーズみたいに、ロングボールとカウンターの”弱者”の戦術に切り替えたいようだね。

でも、結論は出ているのですよ。 高額の放送権料やグッズが売れるスポーツ興行なのだから、楽しませて”面白いサッカー”をして、勝たないといけない。 ということは、方向性が間違えている。
3-2と1-0のどちらが良い? と言われての選択は国民性、サッカーに対する哲学の違いがでるところ。
(2-3と1-0でも2-3の方がいいと言いそうな日本。) 

それにしても、香川は取扱いが難しく、監督の力量をはかるリトマス試験紙のようだね。
なんだかんだで、メンタル的に楽なところで使って結局独走優勝したガム爺ことファーガソンは超優秀ということか。