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鉄道がやっと・・・
散々ぼろくそに言ってきた「鉄道」が299号に達し、次号で終了となった。
最初は100巻に見せかけて150か200ぐらいまで引っ張って儲けようという魂胆だったのだろうが、予想外に人気が出て色気が出て超拡大路線に軌道を修正したものの、内容混乱と急速な顧客離れによって急きょまた300号で終わらせるという方針に変わったのではないかな。 ナンバリングと項目の記述レベルの濃淡が混乱の極みで、さぞ管理担当は苦労したのではと思う。
結局、”鉄”向けに作ったはずの雑誌が無計画・ダイヤが乱れっぱなしの形でゴールを迎えることになった。 最近、首都圏のダイヤは予定通りの日が少ないくらいだから、時代相応ということかな。
長い連載は記事の信頼性を揺るがすことにもなってしまった。
メインに据えていた500系の新幹線も近く退役(まだ走っているだけよしとしよう)、銀河も富士もなくなってしまったし、下関の駅舎は焼けてしまった・・・
むしろ、記録としての価値が出てきているぞ・・・皮肉なことに。
まあ、世の中の変化が速いのでこういった百科事典的な出版は、もう時代おくれなんだな。 ウィキペディアのように、常時メンテナンスをしていく動的な仕組みをもっていないと、知の宝庫は成り立たない時代がきているのだな。
ということで、この記念碑的出版の完成を寿ぐものである。
だけど、もういいよ。 疲れた。
結局、3段のカラーボックスが、完全に鉄道で埋まっている。
捨てようかな・・・
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