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きなくさいね

ほりえもん逮捕と、アメリカの長・短金利逆転を読む。

【不況が近い?】
今、グリーンスパンの退任を控え、不動産バブルの破裂によるアメリカ発の不況が取りざたされている。無理に無理を重ねて景気を維持して、つけを後任に任せることで、前回のボルカーからグリーンスパンの引継後、ブラックマンデーがやって来たという。一方、長期金利と短期金利が逆転して1年後に不況がやってくるという法則があるという風に、両方とも、田中 宇の記事に紹介されている。
基本的に正しいと私も思う。

【食い尽くす文明アメリカ】
常に成長が求められ、泳ぐのを止めると死んでしまう鮫のような経済がアメリカ。
クリントンの時代、IMF主導でアジア経済を食い尽くしたのは記憶に新しい。
特に、状況が悪いとあらゆる手段に訴えるのがアメリカ(政財一致で)。

【次の餌食は】
まず、金のある日本と誰もが考える。そのために、今迄、グローバルスタンダードという”アメリカ植民地経済”を飲ませてきたわけで、どのように絞るかの問題となっている。

【日本の反撃】
一番搾り取りやすい方法は、ほりえもん的な金融マジックを使うこと。
今回の逮捕について、色々言われるが、あんなギャングまがいの手法で金を巻き上げるのは許さんということでしょう。あくまで、アメリカに対する牽制。
このままでは、日本の金が危ないということで、竹中氏の勢力に、いわゆる日本のエスタブリッシュメント層が立ち上がったということだと思う。
アメリカ的なビジネスのやり方は日本では許さんということでしょう。

【ということで】
株やITは駄目、不動産も駄目となったアメリカに残されているのは、戦争ビジネスなんではないでしょうか。東アジア危うし。