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月別アーカイブ: 7月 2009

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終わりの始まり

麻生さんが来週早々にも解散して、8月後半の総選挙になるらしい。
その一方で、自分が危ない 与謝野馨が、解散証書に署名しないとか、色々の話が飛び交っている。

もう4年前になるが、小泉劇場で自民が圧勝したとき、英国史に詳しい評論家(中西輝政?)が、小泉の郵政選挙手法(反対者に刺客を擁立して党内の異論を封じ込める)が、昔の英国2大政党の自由党が、ロイドジョージの時に、行われたやりかたで、その後、自由党は分裂・崩壊して、泡沫政党になってしまった(間隙をうずめたのが、マクドナルドの労働党)という話をしていたのを思い出した。

そのときは、歴史は繰り返すというが、そんなもんかいな・・と少しうがった見方をしていた。

しかし、その予言のごとく、おごれる平氏の没落を見るがごとく、戦後60年を支えてきた自由民主党という一大政治勢力が、その断末魔を迎えようとしている。

勝ちすぎたが故に、本来の政治のもつ調整能力を発揮できず、どうやっても”負ける”選挙に打って出ることもできず、最後の最後に最も決断力にかけるトップをかかえて、”あなたに解散させたいから”という理由で不信任案を出される体たらく。

歴史に学ぶとすれば(鑑みると?)、かつての英国自由党は、自分のよりどころであるリベラルについて、自分よりもよりリベラルな労働党の登場によって、保守と労働の谷間に埋没して、僅差の敗戦を繰り返すうちに、人材の枯渇、実務能力・経験値の消失によって、政権党としての機能を失って、泡沫党にまで低落したということだ。
昨今の日本の状況を見ると、左派がでてきて埋没したのは社会党(現社民党)であり、それからすると、忠君愛国党 といったスーパー右翼、もしくは健全保守党として、教育党とか日本党、大和党 といった第3の勢力が自民党から飛び出して結成されてその旗印の下に、政界再編成が実現するのかなとも思われる。(保守党という名前かも知れないが・・・)

再び歴史に戻ると、ロイド・ジョージの場合、自由党の分裂による衰退が原因で権力の座から自由党は転げ落ちた。
今度の選挙では、既に分裂気味の自民党が、”政権党”という膠がはがれて、分裂を迎え、第3の極が生まれると考えるが、如何か。

#それにしても、吉田茂の孫にしては、”胆力”が足らないね~

結局、普通に買うことにしました

もうすぐうちのたける君の誕生日です

誕生日にはこれを買ってもらうんだ・・・と半年前から騒いでいるたける君に、今回は、ブレイブボードを買ってあげることにしました。
(半年前はクリスマスですから・・・

これが、また結構なお値段です。(17,000円ぐらいする)
安いのもあるのですが、どうやら、それは評判が悪くて(改良前のVersionなのかな?)、少し高くてもこちらの方が良いということでした。

一応、話せなくても読めるぞ英語は・・・と屈折したプライドがある私は、海外でのネットショッピングにチャレンジです。

すると、なんと70$という表示があるではないですか!
半値以下だぞこいつは・・・

と思って、早速購入手続きを・・・
まあ、海外からの輸入だから少し時間掛かるけど、誕生日まではまだ少しあるし・・・こういうものは直接輸入に限るぜ・・・

で、結局幾らになるのかな・・・

うん? 諸経費が100$以上かかるって!?

かなりの重量がある製品ですし、個人での輸入になってしまうので、輸入には1万円前後かかるんですね・・・ その上、 期間が1ヶ月かかる危険性も・・・

結局、日本で発注することにしました。 来週には届くでしょう・・・OTZ

ちなみに、体重制限 99Kgなので、私も遊べます

・・・ でもかぶれるメットがありません @扁形巨大頭

買うのはこれです

【CM放送大人気!】 ブレイブボード RipStik

株式会社ビタミンiファクトリー

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極めて日本的な

文春で立花隆の書評をみて面白そうなので早速ハイブリッド (文春新書)
を買って読んだ。

まあ、なんとも日本的なProjectの姿がそこにはあった。

・鶴の一声で”従来にない車を作る”プロジェクトが発足。
・ハイブリットが採用されたのはかなり偶然。
・要所要所で”天皇”をはじめ歴戦のメンバーが登場、”人間力”によって問題を解決。
・元々滅茶苦茶なスケジュールだったが、”根拠もなく”経営陣が期間を半減。
・いくつかあった方式のうち、納期に迫られ1つに絞り込んだ方式が実は最善であったという”奇跡”
・全ての部署が”クリティカル・パス”。そのため、自部署がストップロープ(プロジェクトの遅延・停止)を引く恐怖にかられて、連日の長時間労働 
・高額、未成熟な初期バージョンを支援、購入する顧客の存在
・製品発表と歩調を合わせるかのように京都議定書、環境問題が時流になる

 勝てば官軍、勝負は時の運、指揮官は”運が良い”男が選ばれて、現場はいつも”月月火水木金金”・・・
まさに幾つもの僥倖に恵まれての大勝利ということでも、ハイブリッドはトヨタにとっての日露戦争ではなかったのかと思う。

圧倒的な現場力に支えられての個別勝利と将の力不足による戦略的敗退
画期的な新技術(零戦など)の導入による連戦連勝もあとが続かず大逆転を食らう
というのが、太平洋戦争だったと考えると、なんとなく日本の組織の傾向は変わっていない気がする。

今回の不況に際しても、一糸乱れぬ縮小(おかげで、中部の景気は窒息状態に一瞬にしてなったとか・・・)と、
好況に最適化しすぎて、想像以上の急ブレーキというトヨタの戦略力不を思わせる姿も、旧日本軍と重ね合わせると分かる気がします。

そういった意味でも、舞台裏を垣間見せてくれる良書でした。

ハイブリッド (文春新書)
木野 龍逸
文藝春秋

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地下鉄定期のどたばた

ボーっとしていたら、地下鉄の定期が切れそうになっていた。
7月ってずーっと先だよなと思っていたので、大慌て。

まあ、ご他聞にもれず、リストラにあったり、新しい仕事にチャレンジしたりと2-3年で仕事が変わるのが当たり前の昨今、
勤務地がどこになるのかは分からない状態が続いているが、市営地下鉄を使って東海道線を使うライフスタイルは変わらないだろうということで、
地下鉄とJRの定期を2枚持つ生活が長い。(周期も2-3ヶ月ずれている)

で、地下鉄定期だが、昔は戸塚に窓口があって買えたものが、自販機だけになった久しい。金額は変わっていないので、今回も前と同じに買おうと現金を握りしめて自販機のところに行ったら・・・ ”無い”

そこにあるはずの機械が無くて、緑色の定期券は3月13日をもって販売を終了しましたと書かれていたのです。
「え・・・販売終了?・・・どうして?」
ちなみに7月頭に切れる定期券を持っている私は、当然半年前 1月に買っているわけで、
継続で買えないということが俄かには信じられません・・・
で、PASMOにするかセンター南、横浜、上大岡の窓口でピンク色の定期券を購入すること・・・と書かれているのです。

うーん、不便。
一応、横浜は通勤途上だな、なんとか、ここなら・・・え、営業時間内・・10:00-20:00・・・
毎日8時に会社を出ている私には、早退が必要だなと・・・・

で、ふと気がつきました。 
PASMOの定期券が全駅で23時まで買えると書いてあるではありませんか・・・
な~んだ、実質サービス向上+なんとしても磁気式の定期券をやめたい+500円ください 戦略なんですね。
最初に
【これからはPASMOの定期を買ってください!】
【PASMOの定期は全駅で買うことが出来ます!】
と書いてあればいいのに・・・
500円のデポジットがなんかやましいのかしら・・・

結局PASMOで定期を買ったのですが、あわてていたので、戸塚ー踊場を買ってしまいました。
同じ料金なのだから、戸塚ー中田でないといけないのに・・・
たまに中田から帰るときもあるけど、その時追加料金かい? 月1回?2回? うーん、困った・・・ 

で、よく見てみると、径路の変更ができる、しかも差額を出せばということですが、
まだ期限前、料金一緒なので、実質無料で書き換えができます!
ということで、駅の事務所の中で手続きをして無事に本来の定期券にできました。
(少しだけ余裕があってよかったです・・・)

ところが、SUICAとPASMOを一緒にかざすとエラーになって通れません・・・
う~~ん、2つ別々に持つと絶対1つは忘れることが月1確定! の私です。
(今日は携帯、昨日は万歩計・・・実績あり!)
東急ハンズによって、磁気シールドのキットを探すか・・・高くつくな~~~

と、また悩んでいる私も気がつきました。
1つの定期入れにに入れて、改札を通る時にカードだけ取り出してかざせばいいんじゃん!・・・
と思って、いつも使っている定期入れを見てみると、カードが2枚、取り出しやすい様に、ビニールの真ん中が開いているのね・・・
なんだ、そうやって使うように出来てるんじゃん!

結局、バタバタしましたが、落ち着くところに落ち着きました。

この緑の定期券は、改札機が未整備の時は、一番近いところが旧型で、人の数も少なくて、”特急券”と自称して重宝していた時期と、
改札機が新しくなって、PASMOが中心になって、通れるところが限られてしまい、スイスイ行くETCを横目に窓口の渋滞にならぶ高速道路の出口状態で毎日イライラしていた時期を過ごして、ついに引退ですね。
記念にとっておきましょう。想い出とありがとうの思いを込めて。

マイナーな時代

最近、極めてニッチな競技や分野が突然ブレークするケースが度々ある。
マスメディアのマス・大衆といった画一・均質なものが受け入れられていた時代は20世紀と共に終焉を迎え、
個人個人の趣味・志向が尊重・分化しているのが今である。

例えば、カーリング。 あんな面白い競技は無いと思う。
戦略、技巧、体力、チームワーク、そして、最後の1投に託される勝敗とドラマ。 運命を左右するわずか数センチ。 
長野オリンピックでの日本男子チーム 敦賀の涙。
さらに、”シムソンズ”の持っている豊富なエピソード、ストーリーは、映画になったぐらい。シムソンズ [DVD]
まあ、映画は音楽と北海道の大自然がとても素晴らしい作品です。(座右のDVDです:4人娘の演技には触れません。 可愛いけれど

ただ、氷上のチェス といわれても、チェスをどれだけ知っていますか?
西洋の将棋です・・・将棋って、駒動かせる?
ということで、マイナーな競技の説明を少しメジャーなマイナーで説明している状況ですね。
まあ、将棋は駒は動かせなくても、羽生さんで知っている人は多いでしょうから、(羽生は偉大だねえ。)

なんでこんなことを書くかといえば、昔、大学でコントラクトブリッジのキャプテンをしていた経験があるからです。
コントラクトブリッジなんて、まず誰も知らない。(現幹事長 細田さんは、セブンシティで見かけたことがある強豪ですが・・・)
欧米では、日本の囲碁将棋と同じレベルのメジャーな競技で紳士淑女のたしなみと言っても、こちらじゃ誰も知らない。
そこにあるドラマ(BlueTeamの偉業 とか・・・)も分かってもらえない。

ただ、今になって思う事は、そういったマイナーな競技を知っている事、その深いドラマに触れていることは、人生を豊かにしていると思います。

マイナーな競技・分野 は、マイナーが故に、マスによる干渉から守られ、マイナーであっても人を惹きつける何かがあるわけで、その素晴らしさが臨界点に達したところで、人の知るところになることになるのでしょう。

まだまだ、落語やかるた、クラシック音楽に数学など引き出しは山のようにありますが、おいおい。

シムソンズ [DVD]

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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Bridge With the Blue Team (Master Bridge)

Victor Gollancz

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オバマによって変わったこと

オバマの登場は、時代が変わったことを象徴する事件だと思う。
色んなことを皆言っているが、一番大きなことは、ITを当たり前に使うリーダーであることだと思う。

毎週、オバマのPodcastが配信されている。[英語の勉強と思って聞いている。( 見ている?)]
昔、ルーズベルトがラジオで行った手法のPodcast版だと思うが、直接民主主義の極地だと思う。週刊大統領が映像で語りかけてくるのだから・・・。
Webを使って膨大な小口献金を集めて、大金持ちで従来の政治資金の集め方ではチャンピオンだったヒラリーに資金力で圧勝した。*詳しくはこちら
BrackBerryを結局手放さずセキュリティ上の問題があっても利用を認めさせた。
iPodになんの曲が入っているかが話題になる。最近では、マイケル・ジャクソンの追悼ねたに使われている。(全曲といっているから、iPodは最新版をつかっているのかな?)
Twitterのアカウントを持って情報発信をしたとしても、もはや誰も驚かない。(少なくとも私は)
そう、オバマはデジタル化した社会に適応した最初の政治的リーダーなのである。

デジタル化した社会では、新しいツールを活用できるか、できないかで圧倒的なパフォーマンスの違いが出てくる。
扱えるデータ量・対象の数が桁違いなのだ。
昔、音楽がレコードだった頃、LP一枚を買うのは大変なことだった。歌謡曲はドーナツ盤(EP)で、1曲500円~700円した。
それでも、音楽会に行かなければ音源に触れられなかった昔に較べれば素晴らしいことだったのだろうと思う。
それが、CDになり、MP3のダウンロードになって、単価は劇的に下がった。
多分、私の持っている膨大な音源も、この机上の1TBハードディスクに格納しておつりがくるだろう。(今、本当に1TB 1万円を切ってしまった・・・)
デジタル化というのは、弓矢と騎馬で闘っている時代に、鉄砲が登場したようなものだ。

デジタル技術を駆使した情報発信ができなければ、政治家として闘えない時代がやってきていることがオバマに象徴されていると思う。
日本では、HomePageが選挙期間中に閉鎖されるなど、ガラパゴス化を邁進しているが、それもいつまで持つ事か。

芥川賞で日本語を母国語としない人が候補になる時代だ。
既に国技相撲では、上位陣は全て外国籍になっている。
朝青龍や白鵬は、昔の力士以上に日本的だと思う。(少なくとも錦絵的には)
結局、グローバルな競争によって、より優れたものが勝ち残っているのが今の世の中なのだな。

最近読んだ、フラット化する世界(上)(まだ(下)は読めていないが)でも、世の中がわずかの間に、本当に国境がなくなったのだなと改めて認識した。

そういったムーブメントの帰結の一つが、政治に現れたのが オバマ だったのだなと思う。

オバマのすごさ――やるべきことは全てやる! (PHP新書)
岸本 裕紀子
PHP研究所

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