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チューニングは目と耳で

IT業界の変化は早い。
前世紀に教育を受けた者というのがしゃれにならなくなってきている。

何しろ、商用UNIXのトレーニングで、32Bitのアドレス空間で2GBものデータが扱えるが、あくまで理論上といっていたのだから。
メモリはKB、ファイルがMBの頃だからね~

今では、目の前に4GBのUSBメモリがある。64GBのSDカードも出るらしい。
ディスクだって、もはやディスクではなく、中身がメモリーだったりする。

で、昔、DBのパフォーマンスチューニングやサイジングを生業にしていた時期があって、当時としては結構なデータ量を処理する時間を測定して、チューニングを施して、最終的な構成を決めたり、ネックを見つけてパラメータをいじったりして、なんとか動くようにしたり・・・ということをしていました。

色んなツールやログを取って、SQLの解析をしたり、カーネルパラメータを変えてみたり、どうすれば性能が出るかといったことをやってました。
(性能が出すぎちゃうと本番で困ってしまうので、安全率を掛けてみたりとか・・・、提案フェーズとMissionによって匙加減も多少あり・・・)

でも、実際に一番注意していたのは、プログラムを動かした時の、ディスクの音や、ディスクアクセスのライトの輝き具合だったりしました。
特にDBなど、ディスクごとにI/Oのパターンが異なるように作られているし、時間のかかる複雑な処理だと、”あ、今、データを読み込んでいる”、”あ、Indexの再構成が始まった”、”お、I/Oが収まってきたから、結果が出るかな?” という感じで、体感しながら、次はどこをいじろうかと、考えたものです。
RAIDの切り方とかで性能が段違いになるときは、ディスクの”輝き”が違いました。

最近はどうなんでしょうね?
データセンターでチューニングをしている人は、やはりそれなりに、感覚を使っているのかな?
色んなツールが揃っているから、そのOutPutだけで判断しているんじゃないかな。

設計を行っている今どきの若いエンジニアが、こういう感覚がなくて設計していると、応用というか、本質が分からないことは無いのかな・・・

もう、体力的にも、最新知識もついていけてないけれど、コンピューターがブラックボックスで無かった頃から知っているというのが、ちょっとだけアドバンテージというか、強みなんじゃないかなと思う今日この頃です。


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     ・「ダイレクト」の誕生
     ・成長の苦しみ
     ・苦労から学ぶ
     ・足場を固める
     ・焦点を絞る
     ・成長をコントロールする
     ・業界に革命を起こす
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