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シンプルが一番難しい

私は贅沢な環境で暮らしています。
何しろ、6畳の自分用の部屋を持っています。
子供も一階が好きなので、ほとんど二階は私の天下です。
その結果、何が起きたか・・・部屋には本があふれて、足の踏み場もありません・・・

減らす技術 The Power of LESS
レオ・バボータ
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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そう、全部わかっているのですよ。 そうしたいのですが、できないのです。
何かをするということは、何かをあきらめるということは、わかっているのです。
でも、あれも、これも、手を出して、すべて完成しないで気がつけばガラクタの山です。

はい、だからと言って、レオナルド・ダ・ビンチを引き合いに出すのは間違っているのは知っています。
手がけることが多くて、完成することが少なかった大天才と自分が一緒と、自分で自分をごまかしているのです。
ダ・ビンチは未完成でも、草稿の切れ端でも価値があり、全てが人類の宝です。
それに引き換え、私の場合は完成しても屑、未完成はもっと屑です。よく存じております。

・・・ でも、そんなダメな状態をよくわかっていて、そこからスタートしているのが、この本の素晴らしいところかな。

冷静になって、できることが何か見つめなおしなさいということですよね。
それが一日に2-3しかなくても、それに集中して、よいものを、よいことをすれば、道は開けるのですよね。

さっそく、部屋の片づけから始めたいと思います。