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さて、どうしようか 中国

とても面白い本です。
時期も上海万博に合わせているし、とてもタイムリー。

中国人の世界乗っ取り計画
河添恵子
産経新聞出版

一言でいえば、こんな中国人とどう付き合っていきますか、という重たい問題を示された感じです。

整然と行列で待つこともできない。権利は主張、義務からは逃げる。絶対に謝らない。お互いを信じない、仲間でさえも。非衛生的。情報を遮断されているので、何も知らない。特に、中国や自分たちに都合の悪いことは知らされていない(ので問題もなかったことに)。合法・非合法関係なくどんどん芋づる式に移民を増やし、それが国是でもあり。成績を上げることに熱心で、長時間低賃金で頑張ることも”今までよりはまし”だから厭わない。とにかく博打好き。そんなこんなで、よくわからないうちに一山当てるものが出てきて、今や経済も拡大・増殖中。銀行のATMから出てくる紙幣も信用ならないので、偽札鑑定機が必要。ところが、精巧な日本製は高いので、コピーの中国製の鑑定機が大繁盛・・・
読んでいて、頭が痛くなってきました。

そんな、なんだかよくわからないエネルギーに満ち溢れた隣国が、日本のバブル期を上回る状況で成長を続けている(架空?経済が膨らんでいる)。

さて、この超新星が爆発する日が近々やってくるのでしょうか。
その時の影響は、リーマンショックの比ではないと思うのだけれど。

まあ、歴史を振り返れば、中国大乱の時、日本は扉を閉ざして、独自文化をいそしむというパターンになりそうですな。
そういえば、最近は次第に内側に向かっていく”小さな幸せ”志向の日本ですね。
無意識による集団的行動によって、既に適応済みということか。