U-19が韓国に2-0からひっくり返されて敗退というボロボロの結果でワールドユースの出場権を失った。
それにしてもよくこれだけ評判の悪い指導者をここまで引っ張ったものだ。
前回、7連続で途切れた記録が繰り返されたことになる。
(え?岡田さんも評判悪かったって・・・ ^^;)
どうして、これだけ結果が出ていない指導者が続投することになったのか。
多分、表に見えない部分で優秀なのだと思う。
ある形や状況ではまると素晴らしい結果を出したり、理論は素晴らしかったり、過去の実績が輝かしかったり・・・でも、それは、負けてしまえばどうでもよいことなんだけど。
しかし、能力を評価するのは難しい。
どんなに知識があっても、いや経験があったとしても、やって見せなければ能力は分からないものだ。
特に、レベルが上がってくると、デジタルな評価(採点表)では評価できないと思う。
更に、指導者となると、多くの引き出しを持ち、刻々と変化する状況下でも適切な対策を打ち続ける能力が求められるが、そんなものを評価する採点表は作ることが無理だ。(しかも作った瞬間から劣化する)
結局、実際の結果で評価するしかないのだと思う。
そして、代表レベルであれば、結果で評価されるのが当たり前だと思うのだが、どうやら昭和の昔から評価して結果で迅速に判断することができないというのが、日本の構造的欠陥・病のようだな。
身内の論理・優しさが時にダメダメな組織を放置することになるんだなあと思う。
スローガンやムードとか空気とか、実態とは違ったところで判断が下りがち。派閥・情実人事も健在だったり。(まあ、これは日本だけではないけれど・・・)
昔、決まったパターンで夜襲をかけるという”奇襲”作戦を部隊が変われど繰り返したと言われる日本軍の末裔であるから、いつも決まったロングボール放り込み戦術でやられるというデジャブを繰り返すのも、らしいのかな・・・
分かっていても、相手に合わせてチームを作るのは良しとせず、自分たちが信ずるサッカーを究めれば無敵だという太平天国作戦だったのかな。(プレッシャーに負けない技術をという敗戦後のコメントがそれを思わせる。)
チームビルドも間違えている気もする。こんな年代なのに、不平不満・批判がボロボロ出てくる。
その要因がチームの和が大切だから、それを乱す奴は、ってありそうな話。
監督は偉いのだから、言うことを聞け・・から入ってないでしょうね。
そういえば、コンクールの場合、大会にむけて、2-3曲を半年も1年もかけて仕上げてきても、それはそれで好成績を残せると思うのだが、高校サッカーも似たものなのか?
そんなユース世代では優秀だった(過去形)アマチュア指導者にトップリーグで活躍しているメンバーを集めて短期間でチームを作って、戦略を教え込んで、結果を出せというのが酷なんだと思うぞ。
それに、市立船橋の監督だったという威光も、今の若手には効力がないだろうしね。(あ、ワッキーの先生って、ワッキー自体・・・以下自粛)
かなり前から問題だと言われていたのだけれど案の定だったわけで、誰か止められなかったのか というのも、昭和の日本軍と一緒。
こういった問題を防ぐには、コーチや監督を誰が選んだか責任者を明確にすることだね。
(責任者は当然結果責任を負う → 川淵さん あなたのことですよ・・・ ^^;)
ダメだったら首を飛ばすという仕事があるのだから。
指導者の評価は難しいので、結果で判断するのが一番という話でした。
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