父親から聞かされていた、”そんな球団があった”レベルの知識だった。スタルヒンが所属した球団の物語。
パリーグが8球団だったこと、川崎にあったこと、大映永田ラッパのいい加減さ、そして、オーナの個人所有だったことなど、知らないことがいっぱい。佐々木信也が新人で大活躍したことなど、トンボユニオンズは名前貸しだったこと(ネーミングライツの走り)、最低勝率しばり(罰金があった)とか。
今であればもう少しなんとかなったのかなとも思うが、黎明期の混沌とした雰囲気が味わえる本。
著者が自分より10歳も若いのにも驚いた。 私も生まれる前に解散した球団なのに。
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