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国連に対する深謀遠慮

日本が国連の常任理事国になれなかったことが、いつもの外交下手といわれてます。
でも、今日本がやらねばならぬことは、国の借金を減らすことです。
ということは、元々、成功する見込みの少ない常任理事国になろうという運動をして、予定通り失敗、では皆さん、国連分担金は削らさせていただきます・・・
というのが、シナリオではないかと、思います。
(それが証拠に、敵国条項はこっそり、しっかりと改正できたみたいだし。)

この作戦の巧妙なところは、分担金を削って、では5大国さん、よろしくというと、中国、ロシアが困ってしまうのだが、その両国に最初にNoと言わせているところと、けっして国内事情を理由にしないで分担金を削れるところです。

 日本は、貿易立国+ミニ鎖国+海洋国家 を目指しているようなので、大陸国家との関係がこじれることは、それほど痛みにはなりません。
今後軍事的に影響力を拡大するであろう中国に対して、どう対応していくかという国家戦略の一環ではないのかなと思う。

 国の規模は大きいけれど、国民の文化水準や特性などを考えると、中世のベネチアのような商工業中心、情報と文化の国に、日本はなっていくのではと思う。(かなりの期待を込めて)