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貴乃花という茶番?

貴乃花が理事に当選して、結局隆の里と旭国が押し出されたわけだ。
みんな予想外だ、奇跡だ、相撲界に新風をという話になってますな。

でも、結果をみると綺麗ですよね。 当選ラインの10票をとって当選。
(これが20票もとって当選だったりすればそれは奇跡だと思うよ・・・)
理事長は基礎票29票の一門から出ているのに11票。
しかも、結果的に千代の富士の勢力が増えた形ですね。
事前に調整がはいったとしか見えないですけどね。

一門というもう大昔の記憶は力を失ったけれど、現役の時の番付がすべてという価値観は変わっていなかったということかな。
そういえば、隆の里は横綱だったけど、次の理事長の千代の富士のライバルだったっけ。

現役の時からKYで困ったチャンの貴乃花ではありますが、実績をみれば大横綱だったわけで、理事になりたいと駄々をこねたら、なんとかしてあげないと、苦労人三重の海こと武蔵川理事長の沽券に係わるというわけですな。

それから、なんか、立浪一門の”え?”っていう現役時代無名の親方が詰め腹を切らされたようですね。(一生安泰にしてやると言われたのかな? よほど育成がうまくないと、無名じゃ良い弟子はとれないからね~)

頭の良い現役大横綱もこのままですと、好き勝手にできそうなわけで、今のうちに廃業に追い込んでプロレスにでも行ってほしいと思っている勢力も多いんでしょうな。
昨今の異常な追及もそんな背景がありそうです。

朝青龍も理解しないといけないのは、自分が見てきた相撲界の暗黙のルールに過剰適応すると足元をすくわれる、ルールが自分の時には変わる可能性が高いということです。
酔って、相撲取りとXXXが大立ち回り(XXXにはプロレスラーややーさんが入りますが・・・)という話は結構あったみたいだし、独自の世界観・倫理観が守られてきたのですが、あの弟子を殺してしまった時津風事件から、相撲界だからというバリアは無くなったという状況を理解しないといけませんな。
生まれはモンゴルでも、土佐の明徳義塾出身で、姿も相撲人形そのものでいろんな意味で魅力的な大横綱 朝青龍がその魅力を発揮する場を失うのは哀しいです。

あ、忘れてましたが、そんな貴乃花に改革を期待というのは、難しいんではないかな。
何か具体的なプランや能力、見識があるとは思えないのでね。
ただ、何かを壊すことで、何かが変わることは大いに期待したいところです。