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松井の今後

ヤンキースのシーズンも終わった。
守備では貢献したものの、5-0に終わり、完全にエンジェルスのマークに嵌った松井は、戦犯の一人になってしまった。
3戦までの主力としての活躍から、集中力を切らせる作戦を含めて、完全に当りが止まった4,5戦。
昨年も、一昨年も、松井が大当たりをしている内は快進撃を続けたヤンキースも、松井の当りが止まるとともに、終焉を迎えた。いずれも同じパターン。

まず言える事として、ポストシーズンを戦い抜くだけの体力が残っていないのでは無いかという疑い。また、一旦崩れると建て直しが効かない技術的な脆さ。

来年、ピンストライプのユニフォームを着れるかどうかは、トーリと同様不確かだが、連続試合出場はどこかの時点で中断されることになろうかと思う。
明らかに、疲労により、振りが鈍くなった主軸を継続してゲームに出し続けることで、肝心の試合でガス欠になることは、もう許されない。

今年は、昨年の活躍から手に入れたと思われた確かな手ごたえが、実はとても脆いものであったことが証明された1年であったと思う。一旦スランプに入ると、建て直しが難しいというのは、技術的な要素があるのではと思う。やっていたことが、非常に難しいことで、微妙な調整により、辛うじて結果を出しているというのが、この一年ではなかったのか。 技術的な問題ではなく、肉体的な疲れから来る、不振だとすると、ますます、162試合の出場というのは、今年が最後になると思われる。

しかし、長い長いポストシーズン的な戦いを続けてきたチームにとって、今日が限界だったのかも知れない。幾多の誤算を乗り越えて、奇跡的な1位を獲得して、指揮官が涙した時点で、終戦だったのかも知れない。

ニューヨークは、粛清の嵐に見舞われて、チームの様相が全く違ったものに変わるであろう。そして、日本と同様にオールスターでチームを構成するという愚に目覚められるか、長い長い低迷期を迎えるかは、まだわからない。
大リーグが日本の野球のようになっていく兆しかも知れない。


1件のコメント

  1. 飛べ!!松井秀喜のファンであることが誇りです。私は!!

    新たに3年総額3150万ドル(約36億円)を提示して契約延長交渉に臨むことが、明らかになった。しかし、破格に思える「3年36億円」もメジャー全体の“相場”を考慮すれば、3年連続フル出場するなど主軸として活躍した松井への意外な低評価が浮き彫りになった格好。
    長いシーズ

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