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なんなんだろうか

この予選の最終段階でマッチメークを考えるから、こんなことになったのだな。
スコットランドは、まあ、セルティックがらみもあるかも知れないが、トーゴはアデバイヨールだけのチームなのか、こんなマッチに手をあげる程度の意気込みだから、最後に予選敗退になったのかなとも思うぞ。

結局、高いお金をかけた練習試合になってしまった。長期間の合宿を組めたことに意味があったと思いたい。

みんな相手が弱い弱いというけれど、そんな相手にゴチャゴチャしたゴール前の乱戦を繰り返して、結局局地戦では勝てないという、なんとなく情けない試合。
結局5-0で勝てたけど、まあ、FWに目処がたったということぐらいかな、収穫は。(今日の先発二人とサブで佐藤寿人)

今までは、伝統の組織的な専守防衛で強豪とも互角の戦いをスコアの上では実現し、その一方でその1-0、2-0がとてつもない壁だった日本の戦いに、こうすれば点が取れるかも、という形が出てきたということを評価したい。

ただ、今から本戦まで時間もあるので、簡単に対策をたてられる気もする。
たとえば、供給元をつぶす → 昔、中村・中田をマンマークでつぶされたら手も足もでなくなったことがあったけ。
たとえば、前掛りになったところをカウンターで沈める → イタリア的に得点は前3人だけ という相手にはてこずるかな。
たとえば、飛び込んでくる小人をDFの壁で体ごと跳ね返す → オージーとか北欧勢に肉弾戦でつぶされそうだ。

まあ、わかっていても高い身長は強力な武器だし、それだけを徹底したかつてのチェコのような強豪もいたので、日本も数と幻惑させる動きでDFを混乱させれば作戦を立てられても勝機がでるかなと思う。

結局リアリストになれない日本は、マインド的には、3点取られたら4点取るオランダサッカーが向いていると思うので、方向性は間違っていないのかなと思う。

それにしても、曲がりなりにも、コンディション・モチベーション不良といいながら、スコットランド、トーゴに2-0、5-0と快勝して、しかも練習にもならなかったとうそぶけるほど、日本も力をつけているということなんだね・・・

本当の強豪とは、これからアウェーで来年たくさんマッチを組めると思うので、チーム戦術の熟成というためには、実は一番適当な相手だったのかも知れない。合宿のうちあげに、弱い相手に大量得点で得点感覚を取り戻すというのがあったと思う。2002年も最後に高校生相手の試合を行って、本番に臨んだような気がする。
すべては、良い方向に向かっていると、信じています。(信じたい)